沖縄本島
1999
癒しの空間
癒やしの空間
この建物は、健康的な住宅をコンセプトにつくられた。 外観はコンクリート打放しの一見ハードで無機質な表情をみせる。木製ルーパーを多用し、部分的に黄色やオレンジ色などのパステルカラーを用いることにより、表情をやわらげることが出来たと考える。
建材や接着剤などから発生する有害物質を押えることで、人間に優しい住宅に なることを目指した。
リビング、ダイニングは、 家族で日々の出来事 を語りながら食事をとり、ゆったりとくつろぐ大切な時間を過ごす場所。 そこにある吹抜けの壁面はガラスを多用し、目の前に広がる豊かな景色を光とともに室内に取り込んでいく。
ご夫妻は緑に囲まれ静かで安らげるこの場所で家族揃ってゆっくりと家づくりしていこうと決められた。この景色を大切にしつくられた「癒しの住宅」が、よりこの環境を豊かにして欲しいと願う。