この家は、宜野湾市の小高い丘の上に位置するキーワードは「景色(ロケーション)
が最大の装飾」建物の外装はコンクリート、ガラス、木によって構成されており、色、素材においてもランドスケープと一体化している。造形は、サンセットクルーズをイメージしている。
遊覧船に乗り込むタラップを思い起こさせる階段。上がりきって扉を開くと、そこには
新しい空間が広がる。
天井までガラス張りの居間、寝室等の各部屋は、あたかもデッキに立っているような錯覚を起こさせる。
時間の経過と天候の変化、雨の降る様や風の揺れる木々のダイナミックな動き。人間の五感が揺さぶられる心地良さをこの家では体験する事ができる。