
離島
2015
soraのある家
敷地は沖縄県の離島、宮古島の市街地中心より車で5分程度、近隣にはショッピングセンターや病院などがあり大通りから少し入った利便性も良く静かな地域である。
全10区画の設計監理および全体プロデュースを任された分譲地の一区画に、30代のご夫婦と1人のお子様、そして時折来られるご両親の為の住宅を計画する事となった。
約70坪の敷地の中に、2台の駐車スペースと広いテラス、内部にはLDKと子供室、主寝室、ご両親の部屋を配した平屋の建物を計画した。
プランニングにあたり、3世代の繋がりをどのようにするか考えた結果、建物中央に中庭を設け、中庭を介して各世代の部屋が繋がる計画を提案した。
そうする事により、意識は自然と中庭のあるスペースに向けられ、一体感が生まれる。また中庭から採光をとる事で外部に面する部分には大きな開口を設ける必要がなく、プライバシーも確保される。
LDKは天井を他の部屋より高めにとり、タイル張りの広いテラスを設け、大開口でつなげる事により明るく開放的な空間となるようにした。
外観に関してはこの分譲地のモチーフでもあるアルミ材を使用したルーバーを設け、外部からの目隠しとすると同時にアクセントとなるように考えた。
soraが見えるこの中庭は、季節や時間の変化を住む人に伝えてくれるこの住宅にとってシンボル的な空間となり、やさしく家族を見守ってくれる。
この空間から見える家族の景色がこれからどのように変化していくか楽しみな住宅になったと考えている。