離島
2026
石垣クルーズターミナル
沖縄県石垣市に建設された海外クルーズ船の為のターミナル施設である。
石垣市は、沖縄県本島の南西約411kmに位置し,大小10つの有人島からなる八重山諸島の拠点で、自然豊な島である。計画地は、石垣港の新港地区と呼ばれる場所にあって暮らしを支える物流、交流や賑わいの創出を目指したエリアの一角に位置する。
敷地後方(東側)にはホテルや大型商業施設を誘致していく計画もされ、島の新たな観光交流地域の一旦を担う場所に施設は計画された。物は岸壁(西側)に向かって水平に配置され、クルーズ船を迎えるように配置している。
乗客にとって海岸線に沿って間口約90M(奥行き45M)の水平ラインを強調する様な形態は、島内へ入るゲート(玄関口)として、また背後に存在する山々の稜線に負けずまた優しく馴染みながら大地の力強さが感じられる新しいランドマークとなるような建物を目指した。上部大屋根と下部在来の軒下の合わせて6Mの軒下空間は今後整備が予定されている周辺施設との交流機能の「場」としての役割、公園機能(市民)の一部(休憩及びイベントスペース)としての役割を計画した。
その軒下空間は沖縄の建築的特徴な空間の一つである「あまはじ空間」であり、本施設を計画する上で、単に赤瓦等の材料や屋根等の形状でなく、空間を通じて沖縄らしさを感じる計画としている。